ハイパー海がこけた理由から大海スペシャルを予測する!

三洋がここ数年シリーズで出し続けている

 海シリーズですが、TVCMなどでの盛り上がりとは

 裏腹に現場ではかなりの温度差があったわけです。



 前の海物語シリーズや新海物語シリーズ

 ある意味順調に稼動し、人気も出ました。



 全国のホールに出回った台数もかなりのものです。



 そしてその後に出た大海物語はまだしも

 次に出たスーパー海物語、ハイパー海物語あたりから

 段々とコケ初めておりここ数年のシェアも

 完全に京楽に喰われてる状況でもありました。
 



 そのコケたといわれるハイパー海について

 その理由を今回はお話してみたいと思います。。。



■勝つための心構えって一体どんなこと?


 三洋の海シリーズはかつてホール市場を独占するほどの

 勢いがありました。



 ところが!?


 
 ここ数年に出た海シリーズは、ホールもユーザーに

 とってもいまひとつの評価になってます。



 その中でも、ハイパー海物語に関しての

 評価は散々です。




 このハイパー海を地域トップで大量に導入した

 ホールも少なくはありませんでした。



 そういったトップ導入したホールは

 当然過去の海のイメージがあるので100台以上の

 大量導入に踏み切ったわけです。



 そしてその後に全国的にも導入されていったわけですが

 その後の評価がイマイチだったのです。



 これは機械の内容が悪いわけではありません。



 つまりですね?



 メーカー側の売り方に問題があったからなのです!



 大きな大手チェーン店のホールにトップで大量導入していく

 という売り方ですと、どういうことになるのか?



 この販売方法をメーカー側がやってしまうと

 ホール間の競走が無くなるわけです。



 しかもこういったトップで大量導入する大手は

 他店が導入されてないことをいいことに思いっきり

 稼ぐのです。


 だからその時点でお客が離れてしまうわけですね。


 その後にハイパー海を導入するホールからしてみれば

 大手よりも1ヶ月も遅れて導入するわけですから。



 最初に大量に導入したホールが、ライバルがいないことを

 いいことに思いっきり抜きに掛かったのでハイパー海

 自体にお客の信用が無くなってしまったわけです。



 お客の付きが良くないとなると、後から遅れてその機種を

 導入するホールでは、お客はもうすでにその機種に対して

 出ないというマイナスイメージが付いてるので

 その機種の営業がかなり厳しくなるわけです。


 

打つ側のお客に対して

 
 『あの機種は出ない』

 『あの機種は面白くない』

 『あの機種は大手でも客がそんなに付いてない』


 というイメージを最初に植えつけられてしまうと

 イベントをしようが、少々出玉を打とうが今のシビアな

 客はその機種を打とうとしませんからね。



 いずれにしろ、メーカー側の新台の売り方に

 かなり問題があるのも事実です。



 大手優先とか、大量導入するホールがトップで導入出来るとか

 大手しか有利にならないような販売方法を続けてきたツケが

 出てきたわけですね。



 
 とにかくもっと新台が中小ホールでもドンドントップで入るよう

 な販売システムを作るべきだと思います。



 そうしないと、ライバル不在の大手が図に乗って

 新台を回収台という使い方をしてしまいますからね。




 
 人気機種といえども、やはりある程度は客が付くまでは

 還元してあげなければ駄目ですからね。




 昔のように新台だからという理由で、黙っていても

 客が打った時代はとっくに終わってるわけですからね。